事業承継のアクションプラン（スケジュール）とは、中長期の経営計画に事業承継の時期や具体的な対策を盛り込んでいきます。

アクションプランをつくるためには、現状を把握する必要があります。
具体的には以下のようなポイントがあります。

・従業員の人数、年齢
・資産内容やキャッシュフローの現状と将来の見込

・負債状況の把握
・競争力の現状と将来の見込

・保有株式の現状
・土地、建物の現状
・負債、個人保証の現状

・親族内に後継者候補はいるか
・社内や取引先に後継者候補はいるか
・後継者候補の能力、適性はどうか
・後継者候補の年齢、経歴、会社経営に対する意欲はどうか

・法定相続人および相互の人間関係、株式保有状況などの確認
・相続税の試算、納税方法の検討

上記のように、現状の把握ができましたら、問題点をクリアにするためのアクションプラン（スケジュール）を作成していきます。
各課題に対策と日付・責任者、優先順位などを入れ、アクションプランの各課題を具体的な行動に落とし込みます。